一般財団法人 みやぎん経済研究所
宮崎銀行ふるさと振興助成事業
  平成28年度助成先紹介


 宮崎地区の助成先

部門 助成先 助成理由 連絡先

産業開発部門


株式会社 システム技研
代表取締役 長峯 清隆
事業内容
「蒸着法」用高精度成膜用マスクホルダの開発及び実用化事業
 当社は、昭和60年に創業以来30余年一貫してものづくりに携わり、長年の経験と研究開発によって蓄積されたノウハウ・技術を融合した産業用メカトロニクスで、顧客の成長に大きく寄与してきた。
 半導体メーカーの小型化と高性能化のニーズが高まり、「マスク成膜法におけるパターン形成の高精度化」という課題に取組み、独自の成膜用マスクホルダとメタルマスク、CCDカメラを搭載した「自動アライメント装置」を開発した。現在この製品は、低コストで高膜厚な電極形成が可能という点が注目され、国内の大手自動車メーカーから高い評価を得ている。今後は海外への販路拡大も大いに期待される企業である。
住所:
都城市吉尾町
1989-1



























 
  

道本食品 株式会社
代表取締役社長 道本 英之
事業内容
宮崎県産干し大根及び県産農産物を用いた缶詰の新商品開発
 当社は、国内で唯一の天日干したくあん専業メーカー。平成25年4月、宮崎県特産の干し大根を使用した「たくあんの缶詰」の開発に成功し、業界初の商品として販売開始。缶詰化により3年の長期保存が可能になり、液だれ・臭い漏れの心配も解消、平成26年12月から海外への輸出も開始している。
 たくあんに加え、県産干し大根や他の農産物(きゅうり等)を利用した商品開発も積極的に進めており、地元農家との連携を大切にしながら、宮崎県の基幹産業である農業、漬物製造の維持・拡大に大きく貢献している。
 国内の漬物消費が低迷する中、缶詰による新しい消費スタイルを提案、新たな世代や海外への販路拡大が大いに期待できる企業である。
住所:
宮崎市田野町甲1667


大和検査鉱業 株式会社
代表取締役 田中 浩一郎
事業内容
地域未利用資源(竹笹)を飼料・肥料化する「笹サイレージ」の生産事業
 当社は、荒廃・放置された竹林の有効活用、環境整備の観点から、平成27年より「笹サイレージ」(竹を発酵させて有機酸化させたもの)の事業化を開始。 昨年、肥育後期の和牛12頭に餌として与えた和牛を出荷。その結果、枝肉成績が4・5等級と安定し、枝肉重量も平均30Kg増量に繋がる好成績で、食味・歩留りも良く、粗飼料としてすこぶる良好であることが実証された。
 本県の畜産業が抱える大きな問題である飼料価格の高騰・輸入依存等が、この「笹サイレージ」普及により飼料の安定価格・安定供給が可能となり、同時に荒竹林の整備促進も期待できる取り組みである。平成29年3月には新工場も稼働し、新たな雇用も予定され、地元産業に大きな貢献が期待される

住所:
都城市上長飯町2416-5



有限会社 オー・エヌフーズ
代表取締役 西村 啓甫
事業内容
「妻地鶏」の新製品開発及び身障者雇用の会社設立
 当社は、西都市の緑豊かな自然で育ち、肉の締りと旨味が特徴の独自ブランドの商標登録「妻地鶏」(JAS地鶏肉認定)を、生産から加工・販売まで一貫して手掛け、本県の食文化である地鶏を全国に広めている。また、地域貢献の一環・身障者の受皿づくりとして、身障者雇用にも注力。西都市の施設と提携を結び、就労に向けた訓練等を目的として、常時身障者を数名雇用している。
 平成29年8月完成に向けて、HACCPレベルの食品衛生環境を整えた現在の約2倍の製造可能な新工場を建設中。5名程度の新たな雇用も予定、身障者の継続的な雇用を目指して会社設立も計画しており、地域貢献と社会的貢献も非常に高く、今後の発展が大いに期待される企業である。
住所: 
西都市茶臼原1293

株式会社 アイロード
代表取締役 福永 栄子
事業内容
民間型DMO交流フロント事業と、地域振興誌「みちくさ」倶楽部会員事業
 当社は、地域振興誌「みちくさ」発行をはじめ各種交流促進事業を実践する。これを事業化したものが地域協議会等の窓口機能から具体的実働までを一括して請け負う「DMO制度」であり、バルウォーク等イベント企画から実施補助、多言語パンフ作成やインバウンド受入対策推進等を請け負っている。
 「みちくさ倶楽部制度」は地域厳選商品や食事・体験・宿泊・エコツアー招待券など「ひみつの玉手箱」を年4回会員に提供するサービス。小ロット製造のため大型店が取り扱えない「本物」や、旅行代理店が扱えない中山間地での少人数の旅企画等をサポートする会員制度で、中山間地の持続可能な交流や地場産品販売に寄与する社会貢献システムであると全国表彰をされ、期待されている。

住所:
児湯郡西米良村村所45-1







  

九州保健福祉大学
保健科学部 臨床工学科
教授 竹澤 真吾
事業内容
自動痰除去システムの開発事業
 本研究は、人工呼吸器装着患者に不可欠な痰の除去操作を、人工呼吸器を外さずに自動的に行うことができる、永年医療現場で切望されていた画期的な事業である。現在、県立延岡病院にて臨床研究中であり、平成29年3月には、量産化に向けた体制も整う予定。装置本体は西都市のアルバック機工(株)を中心に県内企業が協力して製造し、チューブ・排痰ボトルは延岡市の(株)メディカルシードが製造販売予定と、地元企業との関連度合も非常に高い。
 本事業が完了し、量産化が開始した暁には、国内は勿論世界各国から注目を集めると共に、本県が進めている東九州メディカルバレー構想も大きく前進し、県内企業にも業容拡大・雇用促進等、大きく貢献が期待される取り組みである。
住所:
延岡市吉野町1714-1
宮崎大学
医学部 機能制御学講座 腫瘍生化学分野
教授 森下 和広
事業内容
成人T細胞白血病(ATL)を標的とした新規抗体療法の開発
 森下氏は、宮崎・鹿児島など南九州に多く集積する、HTLV-1ウイルス感染症から発症する成人T細胞白血病(ATL)について永年研究。特にATLのゲノム解析からその発症要因をいくつも同定し、その中からATLの治療に繋がる分子として、新たに「抗トランスフェリンレセプター抗体」を開発した。現在、新薬開発に向けて前臨床試験を実施中であり、3~5年以内の新薬商品化を目指して、医薬品ベンチャー企業の(株)PPMXと共同研究推進中。
 HTLV-1感染者は、国内に約108万人と推測され、ATLで毎年1千人以上が命を落としている。世界中にも同感染者は2~3千万人と推測され、新薬開発されれば大きな国際貢献にも繋がる、素晴らしい研究である。
住所:
宮崎市清武町木原5200


 鹿児島地区の助成先

部門 助成先 助成理由 連絡先

産業開発部門


株式会社 アグリワールド 
代表取締役  上中 誠

事業内容
おがくずとシラスと菌を配合した家畜用敷料の開発


 同社は保水・断熱性に優れ、多孔質で南九州に無尽蔵な資源であるシラスを活用して、緑化基盤など工業製品を製造するストーンワークスから独立して2007年に設立。シラスを使った農業資材の開発・製造で鹿児島・宮崎両県の基幹産業である農業分野での貢献を目指している。
 家畜の敷量として開発した主力製品「アグリパワー2」は焼成したシラスバルーンに納豆菌の一種、バチルス菌を着床させ、おがくずに混ぜることで家畜ふん尿の悪臭を大幅に軽減。使用後は有機肥料として循環型農業を実現している。木質バイオマス発電の普及によるおがくずの価格高騰対策にもなっている。シラスバルーンを使った製品には、飼料に添加・配合して排泄物のにおいを押さえる「アグリパワー1」もある。
 畜産の大規模化を進めるには、悪臭対策や有効利用など、ふん尿処理が不可欠で、両商品は大規模畜産事業者を中心に取引先が拡大している。同社はこのほか、地域の豊富な資源を活用して牛の受胎率向上に繋がる飼料の開発にも取り組んでいる。
住所:
曽於郡大崎町野方2269


















  

医療法人天百合会 
ふるた助産院
院長 古田 聡美

事業内容
産前・産後ケア事業で、母子ともに健康的で幸福な生活をサポート
  同院は、内科クリニックや介護・福祉施設を運営する医療法人天百合会が「まるごとお母さんになるのを支える」をコンセプトに2015年1月開設。産前産後ケアハウス「サクララン」として助産師、理学療法士、管理栄養士らスタッフ11人で妊婦のケアに当り、母子共に健康的で幸福な生活が送れるようサポートしている。
 産前は妊婦検診、出産・育児に関する指導やセミナーを開催。産後は入所や通院により、母親の健康管理、母乳や沐浴の指導、骨盤ケアを中心とする産後リハビリ、音楽療法等を利用した精神的ケアを行っている。開設2年間で通所約400人、入所約200人が利用。利用者からは、「産後の経過が順調に進み、子育てに自信が持てた」「医療法人天百合会が経営する幼稚園に上の子を預けて安心して2人目を生めた」といった声が寄せられている。
 出産後、身近に面倒を見てくれる人がいないなど、出産・育児に困難や不安を感じる女性は多い。産後ケアに補助金を出している行政と一体となって少子化対策に貢献している。
住所:
鹿児島市宇宿9-6-5

特定非営利活動法人 
きりしま創造舞台
理事長 地蔵原 勇

事業内容
霧島市を日本一の演劇の街に~地方創生(風)は南から~

 同法人は、2004年に旧隼人町で行われた市民参加のミュージカル公演をきっかけに翌年設立された「はやと創造舞台」を母体に、12年にNPO法人化。演劇活動による青少年の健全育成、シニア世代の域外作りを通した地域活性化への寄与をミッションに、市民参加型オリジナルミュージカル講演を続けている。
 演目は毎回、地元の歴史や人物等にスポットを当てた内容。役者は小学生から70代までと幅広く、毎年4月のオーディションから8月の講演まで週3回、演出や歌唱、ダンスともプロの指導を受けて厳しい練習を重ねていく。本番では舞台と観客が一体化し、達成感や感動に包まれる。今年12月には福岡市の博多座での公演が決定。「霧島デー」としてロビーで観光物産展も開催する。
 音楽と一緒になった大型紙芝居などの読み聞かせ活動のほか、13年に女子中高生の地元アイドルユニットKSG(きりしまサンシャインガールズ)も結成。文化・演劇を通して、来たい、住みたいと思わせる霧島市の情報発信に力を入れている。
住所:
霧島市隼人町神宮1-19-10

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