一般財団法人 みやぎん経済研究所
宮崎銀行ふるさと振興助成事業
  平成29年度助成先紹介


 宮崎地区の助成先

部門 助成先 助成理由 連絡先






 
  

焼畑蕎麦苦楽部
代表 椎葉 勝
事業内容
「古来からの伝統的農法である焼畑を後世に伝え残す活動
 当苦楽部は、伝統的循環型農法である焼畑を後世に伝え残し、焼畑を通じた都市部との交流拡大による地域活性化を目的として設立された。草木を切り、火入れをした山で肥料や農薬も一切使わず、自然の力で20年~30年かけて土地を回復させるという究極の循環型農業である。現在では、焼畑を生業として継承しているのは日本中でも椎葉村のみである。
 2015年には椎葉村を含む高千穂椎葉山地域が「世界農業遺産」に認定された。険しい山々に囲まれた厳しい環境の中で、自然からの恵みを巧みに利用した農林業複合システムが評価され、焼畑が認定に大きく寄与した。今後も中山間地域の活性化に大きく貢献することが期待される。
住所:
東臼杵郡椎葉村大字不土野843

株式会社 MOMIKI
代表取締役 籾木 真一郎
事業内容
宮崎県産ニンニクを原料にした黒ニンニク製造とその加工品の開発及び国内外への販促活動
 当社は創業以来40年余「ものづくり」に携わり、2007年から黒ニンニクを中心にした事業を開始し、宮崎大学と連携して独自の熟成炉を開発。ニンニク独特の匂いを抑え、アミノ酸・ポリフェノールを多く含んだ「黒ニンニク」と、それを使用した加工品を製造・販売している。本県産ニンニクに拘り、2014年に農業生産法人を設立。休耕地を活用し作付面積も拡大。規格外の廃棄されるはずの黒ニンニクを肥料として有効活用、有機栽培の循環型農法の実践等、農業を通じて地域の活性化に大きく貢献している。
 国内販売は順調に推移し、アジア諸国・アメリカ・ヨーロッパ等輸出にも注力。販路をさらに拡大中。今後の発展が大いに期待される企業である。
住所:
宮崎市佐土原町下那珂10795


株式会社デイリーマーム
代表取締役社長 和田 優
事業内容
ゴボチ生産能力向上と全国及び海外向け販路拡大~複合型工場「ママンマルシェTAKANABE」の新設
 当社は、平成23年に宮崎県産のゴボウを中心に、全て国内産100%・無添加に拘ったゴボウの揚げ菓子「ゴボチ」を開発・商品化。宮崎空港や県産品ショップで販売。その後、県内外のスーパー等でも取扱を開始し、全国的に人気上昇。平成25年には、優良ふるさと食品中央コンクールで最高賞の「農林水産大臣賞」を受賞。宮崎県を代表する県産加工品になっている。
 平成29年12月1日、高鍋町持田に工場及び地域物産の直売所「ママンマルシェ TAKANABE」を開設。地元農産物のほか、県立農業大学校と連携し、生徒が生産した農産物を自ら販売する実践の場を提供するなど、農業を中心とした地域産業の振興に大いに貢献している企業である。

住所:
宮崎市花ヶ島町観音免890-1











株式会社オファサポート
代表取締役 服部 幸雄
事業内容
「AI 型自動車運転評価システム」の開発と運用
 当社は、平成20年7月の法人設立後、自動車教習事業、訪問リハビリ事業、介護事業を事業運営の3本の柱として着実に業績を拡大。平成28年には、高齢者の自動車事故増加を背景に、宮崎大学の協力のもと、運転技能について客観的に評価できるAI 型自動車運転評価システムを開発した。
 現在では、「産・学・官・医」の連携した取り組みにより、「机上検査」「実車運転と通常の機能訓練からなるトレーニングメニュー」「AI 型自動車運転評価システムによる効果測定」を組み合わせた新たなサービス提供の仕組みの構築に向け、開発を推進している。新たなビジネスモデルとして、今後大いに期待できるものである。

住所: 
宮崎市島之内3535-2







  
宮崎県総合農業試験場 茶業支場
支場長 川越 博
事業内容
本県茶業の活性化・農家所得に貢献できる革新的な技術開発~「新香味茶」及び「クワシロカイガラムシの節水型散水防除技術」の開発と緑茶用新品種「きらり31」「はると34」の育成

 当支場は、本県茶業の振興に寄与する技術の開発に取り組んでいる。
「新香味茶」は、これまでの緑茶にはない花や果物のような香りを持つお茶であり、民間企業と共同で「新型萎凋機」を開発することで安定的な生産を実現した。また、茶の難防除害虫であるクワシロカイガラムシを防除するため、スプリンクラーによる散水と枝濡れセンサーを組み合わせた「節水型散水防除技術」を民間企業と共同で開発した。さらに高品質・多収で耐寒性が強い早生の新品種「きらり31」と、鮮やかな緑色で味・香り共に優れる極早生新品種「はると34」を育成した。今後、多様なみやざき茶の生産力向上に大きく貢献することが期待される。

住所:
児湯郡川南町大字川南17070


宮崎県工業技術センター 機能性材料グループ
副所長兼資源循環部長
清水 正高
事業内容
機能性成分のナノ粒子製造技術と化粧品・食品・医療分野への展開
 当センターは、県内製造業の振興をミッションとして、技術面から積極的な企業サポートを行っている。また、機能性微粒子の開発に豊富な実績があり、研究面でも全国的に知られた存在である。
 今回の助成対象は、“究極的に小さなナノ粒子を油の中で作り出す斬新な方法”に関する研究であり、世界初の画期的なオリジナル技術である。油に溶けない物質をナノ粒子にし、一見すると溶けたような透明な状態を作るもので、この特徴を生かし、化粧品・食品・医療分野などで新商品の開発・研究が進められている。今後の新たな本県産業の育成と活性化に、大いに貢献が期待される研究である。

住所:
宮崎市佐土原町東上那珂16500-2


 鹿児島地区の助成先

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株式会社 テクノクロス九州 
代表取締役  中尾 敏美

事業内容
超極小径穴あけ加工プロセスの改善
 1986年に設立。92年に上野原テクノパークの現在地に移転した。95年ごろからソニーや京セラなど大手メーカーの半導体後工程装置の設計・製作、金属切削加工にあたっており、その過程で培われた設計力・技術力は高い評価を受けている。
 携帯電話やEV(電気自動車)など多様な電子機器に使われる積層セラミックコンデンサチップは膜圧1ミクロンの薄いセラミックシートを何枚も重ねて作られるが、セラミックシートを均等に吸着しながらひずみなく重ねていく工程は、0.08ミリという極小穴が無数にあけられた鋼板製の吸着テーブル上で行われる。その超極小径穴あけ加工を施した吸着テーブルの製作で高い技術品質を誇る。鋼板に超極小径穴を開ける切削ドリルはドリルメーカーと共同で開発した。
 日本はもとより世界の舞台でしのぎを削っているメーカーからの最先端でハイレベルな要求にこたえるべく、平均年齢30代の若いエンジニア達は「やってみる」精神で果敢に挑戦し続けている。
住所:
霧島市国分上野原テクノパーク6-31

小城製粉 株式会社 
代表取締役社長 能勢 勝哉

事業内容
グルテンフリー米粉100%の粉でパン・パイ・ケーキ等が焼ける米粉製造技術の開発と海外進出
  1947年に創業、和菓子屋を対象とした米粉主体の製粉業を営んできたが、2011年3月からは小麦粉の使用を止めて米粉100%工場に転換し、グルテンフリーの米粉の製造・加工・販売に取り組んでいる。
 パンや洋菓子をふっくらと焼き上げるのに必要なグルテンは小麦アレルギーの原因となっている。このためグルテンを使わなくてもふっくらもっちりとした食感や、低カロリーの製品ができるケーキ用の「プレミアム米粉」のほか、「焼き菓子用米粉」「米粉パン専用粉」の開発と製パン・製菓技術を2010年に確立した。敷地内にある製菓部門の「のせ菓楽」では米粉でさまざまな新商品を開発・販売し、取引先の菓子店等にも提案している。
 ダイエットや健康の観点からグルテンフリー市場は欧米で定着、日本でも拡大してきている。同社は2014年からドイツでの販路開拓に取り組み、17年秋には子会社を設立するなど、国内外で健康とおいしさを併せ持つ米粉の販売強化に取り組んでいる。
住所:
薩摩川内市隈之城町1892







株式会社 オキス 
代表取締役 岡本 孝志

事業内容
地元大隅地区の野菜を利用した
新製品「あしたのおやつ」の開
発・シリーズ化と、同野菜を利
用した新たな飲食店「おおすみ
美食市場」の事業展開
 1976年創業の運送業、岡本産業が母体。大隅半島で豊富な農産物に着目し、2006年に農業生産法人オキスを設立。協力農家や自社農場の野菜を乾燥化・粉末化して大手健康食品メーカー向けに製造するほか、自社ブランドの加工食品として開発・販売している。
 自社ブランド商品は、ショウガやブロッコリー、明日葉などの乾燥野菜やパウダー、ゴボウやゴーヤー、黒豆などの健康茶、9種類の野菜と熟成黒ショウガ入りの「お野菜だし」など100アイテム以上。砂糖や塩、添加物、油を使わない果物や野菜のチップス「あしたのおやつ」など、健康食材としての野菜・果物の可能性を最大限引き出した商品開発に力を入れている。
 地元農家の所得向上に加え、2014年には NPO 法人を設立し、障害者35人ほどが野菜の栽培・収穫・加工に携わるなど就業支援も行っている。17年8月には大隅食材の直売所とレストランの「おおすみ美食市場」を鹿児島市に開設。シンガポールなど海外でも販路開拓に取り組んでいる。

住所:
鹿屋市上高隈町1910-3

本坊酒造 株式会社
代表取締役社長 本坊 和人

事業内容
本坊酒造発祥の地「津貫」で世界基準のウイスキーを製造し、「津貫」ブランドを世界へ発信
 1872年の創業で「黒麹仕立て桜島」「あらわざ桜島」など芋焼酎メーカーとして全国に知られるが、山梨の「マルス山梨ワイナリー」「マルス穂坂ワイナリー」、長野の「マルス信州蒸溜所」でワインとウイスキーも製造。2016年11月には同社発祥の地である南さつま市加世田津貫に、信州に次ぐ2カ所目のウイスキー蒸溜所「マルス津貫蒸溜所」が竣工した。
 マルス津貫蒸溜所は発酵タンク5基、蒸溜釜1対2基などを備え、初年度は108キロリットルを仕込み、2020年初頭にマルスウイスキー「シングルモルト津貫」として初出荷の予定。「地元の軟水を使い、夏暑く、冬寒い盆地特有の寒暖差の下で熟成された津貫ブランドのウイスキーを、海外にも積極的に販売していきたい」と本坊和人社長。
 同蒸溜所は自由に見学することができ、隣接する本坊家旧邸「寶常(ほうじょう)」はウイスキーや焼酎を試飲できるバーカウンター、琉球畳を敷き詰めた和洋折衷のゲストルーム、限定商品や特産品のショップなどを備え、国内外から観光客が訪れる施設として地域活性化にもつながっている。
住所:
鹿児島市南栄3-27

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